クルクミンは、ターメリック(ウコン)という香辛料に含まれる成分です。

 

クルクミンの効果・副作用について解説

 

古来から肝臓に良いとされ、漢方薬にも生薬として用いられてきました。カレーに使われるスパイスとしてよく知られていて黄色い色素です。たくわんやソーセージの着色料としても使用されています。

 

クルクミンはポリフェノールの一種で、強力な抗酸化作用を持っています。このため、多彩な効能を示します。クルクミンの効能の中で最も知られているのは、肝機能を高めることです。肝臓には、さまざまな作用がありますが、クルクミンは肝臓の持つ解毒作用と胆汁の分泌に関して、高める働きを持っていて、これにより肝機能を高めると考えられています。マウスにダイオキシンという有害物質を与えた実験では、通常は肝機能が悪くなり死んでしまうのに対し、クルクミンを投与したマウスでは、生存率が上がったそうです。また、胆汁は、膵液と一緒になり膵液中の消化酵素の働きを助け、たんぱく質と脂肪の分解を助けます。クルクミンにより、よりスムーズな分解が行われエネルギーが産生されます。

 

また、アルコールが分解されるとアセトアルデヒドが生じますが、子の代謝を促進するため、二日酔いや悪酔いを防ぐ効果があります。

 

クルクミンの抗酸化作用は、肌のアンチエイジングにも有効です。しわやしみなどの肌の老化は、紫外線などの影響により活性酸素が多く発生することに原因があります。肌の土台であるコラーゲンや、エラスチン、ヒアルロン酸などが壊されることでしわやたるみができます。活性酸素を防ごうとメラニン色素ができて蓄積し、肌のくすみやしみになります。強力な抗酸化作用により、活性酸素除去機能を持つため、肌の老化をふせぎ、美肌を保つ働きがあります。このほかにも、ストレスや免疫などにも活性酸素は関わっているため、抗ストレス作用や免疫増強作用が期待されます。

 

副作用としては、肝機能障害を持つ人は、ウコンの摂取は避けるべきで、ウコンの摂取により亡くなった例もあります。クルクミンにより肝機能が高まり、肝臓に負担がかかったためと考えられています。また、過剰摂取により下痢や悪心などの副作用が出る場合があります。